解体工事の費用って何がかかる?安く抑えるコツも紹介!

解体工事を考えた際に一番気になる問題、それが『費用』では無いでしょうか。

・いったいいくら掛かるのか
・予算はいくら見積もればいいのか
・お金が無いけど大丈夫?

様々な疑問や不安をお持ちの事かと思われます。特に解体工事については一生のうち何度も行う事はなく、あって一回、解体を行わない方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。

今回は、そんな解体工事に関する悩み・不安にまつわる事柄を一つ一つ解決していきます!

 

 

解体工事の費用の内訳について

家の解体の場合は参考例を用意致しました。
こちらの図をみて頂くと、家の解体は勿論の事、その周りにあるブロック塀や庭木、カーポート、足場など様々なものが表示されています。この内容を一つ一つ解説していきます。

建物解体

一番大きな金額かつ、壊す対象部としてもメインになってくるものが建物解体です。
こういった建物は、勿論頑丈に作られているので壊すのにも手間がかかります。
重機を使うのが基本ですが、場所によっては重機が入らない場合は作業員の方々が手で解体する場合もあります。

足場・養生

家の解体などは特に、周辺にも家や建物がある場合が基本です。
そうすると、解体工事を行っているとどうしても破片、ホコリや、騒音等の周辺に少なからず影響を与えてしまうものが発生してしまいます。
そういったものが、外に広がらないように養生が足場・養生が必要になってくるのです。
これは、絶対的に必要なものなので解体費用を抑えたいからといって足場・養生を無くすことは基本的に出来ません。

重機回送費

解体を行う場合に基本的に利用される油圧ショベルなどを解体する建物の場所まで運ぶ料金となります。
この金額は遠くから運べばその分高くなりますが、近ければ比較的安価に抑える事が可能です。
勿論、お仕事をお願いする業者と物件の距離によって変動するものではあります。
解体業者の中には、重機回送費を別個で表示せずに全体に上乗せしている場合もあります。

処分費

解体で出たゴミの処分費です。稀に「処分費をこっちが出さなくてはいけないのか?」とご質問を頂く事がありますが、答えは「YES」です。
解体とゴミはイコールとなっており、解体費用プラス処分費が見積書に計上されます。
処分費も立派な経費となりますので、しっかりとご確認ください。

諸経費

一見して内容がわからない諸経費。
この金額に戸惑われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?もしかしたら、何か関係の無い金額が載っている?
もっと詳しく教えてほしい!等があるかと思われます。

こちらの内容については下記のようなものが挙げられます。

申請費用

解体工事を行う場合には条例で決められている申請届や許可の手続きが必要なものがあります。
そういった申請を解体業者が代行で行う場合の費用などが盛り込まれています。

準備・予備費用

工事を行う場合は基本的に近隣の住人の方々に挨拶を行います。その際に、ただ挨拶を行うだけではなく何かしらの粗品を持っていく場合があります。

スペース代

トラックや、重機を近くに置けなかったり、どうしても他人の土地を利用する際に発生します。

諸経費については事細かく書いてしまうと、余計に見積書が分かりづらかったり、一つ一つの行動、費用を表示する事が困難な場合があります。その為に、多くの業者が『諸経費』として表示しております。
もし、内容が高かったり疑問に思われた場合は業者に尋ねられる事をオススメします。

室内残置物

家の解体などは特に多いのですが、家財道具やエアコン、冷蔵庫などもそのままの状態があります。
そういった残置物を廃棄する場合もお金がかかってしまうのです。
こちらに関しては運び出しから、廃棄までを解体業者が代行して頂ける金額となります。
見積もりの段階で室内に入れない時などは「室内残置物は別途見積もり」と記載さる事が多いです。

付帯工事

付帯工事というのは、メインである家の解体と同時に行う庭木やブロック塀、庭石などの解体・撤去のことを指します。
家の解体をやってくれるついでにサービスでブロック塀、庭木を撤去してくれる…というような事は基本的にありません。
この付帯工事にも人手がかかり、大きな労力を使う為に費用が発生するのです。
お見積りする場所によっては家の解体と同じぐらいの金額が付帯工事で発生する場合もあります。

解体工事の費用が変動するポイント

解体費用の内訳はわかったので、概算を知りたいと思い業者に電話すると多くの業者が
「見てみないと何とも言えない」
というようなはっきり金額を聞けない返事をされるはずです。
解体したい建物や、付帯工事を伝えても金額が出ない理由は一体何なのでしょうか?

建物の種類

木造の住宅や鉄骨で出来た建物、またはコンクリートが使われた建物等では金額が変動します。
壊しやすさの観点から言うとやはり、木造が一番手間がかからないので金額も安く設定されています。
鉄骨に関しては、木造よりも頑丈に作られているので壊す際に手間がかかる事はおわかりの通りです。
コンクリート(RC造)に至っては、壊す為の専用の重機であったり、解体で発生したゴミの分別に人手がかかってしまうので、解体費用も自ずと高くなってしまう傾向があります。
ご自身が解体したいと思っている建物が一体どんな造りになっているかを知る必要があります。

場所

解体する建物がどんな場所にあるのか、という事が非常に解体費用と大きな関係性を持っています。
何故、場所がそんなに関係があるのか?
それは、工事のしやすさに関わってくる為です。
工事がしやすく、重機やトラックがスムーズに入る場所であれば比較的、安く住む場合があります。
なぜなら、機械をメインに使うことが出来て人の手を使うことが最小限に抑えられるからです。
反対に、トラックや重機が入らないような場所は多くの人でを使うことになり、さらに重機を使えないと人ので壊す必要があります。それは職人さんに大きな負担を与え、結果解体料金が高くなってしまう事に結びついてしまうのです。
また、道路に面していたとしても道路の幅が狭ければトラックを止める事が出来ないので、トラックの場所まで人力で壊したゴミを持っていかなければなりません。
そうすると、また人手がかかり費用が発生してしまうのです。
工事がしやすいか、しにくいかで金額に差が出てくる事は仕方が無いことなのです。

工期

工期についても期日などが短かったり、指定されていると高くなる場合があります。
特に短い期間の場合は早く仕事を行わなければならない為に、多くの人手が必要になります。
そうすると自ずと人件費があがり、その費用が解体工事費用に上乗せされてしまうのです。
解体業者はスケジュールを見ながら、様々な現場を担当しており、それに合わせて職人を配置しています。
そういった人員配置、スケジュールに負荷がかかるとどうしても費用が高くなってしまうものです。

地域

解体工事については日本全国統一料金…というわけには行きません。
土地柄によって高い、安いなどが別れています。
その理由として下記が挙げられます。
・公共工事が重なっている場所
これは鉄道であったり、新しい建物が建設、解体されていると慢性的に人手が足りなくなります。
そうすると、解体工事を頼もうにも安くやってくれる業者がおらずに高い費用になる場合があります。
これは、地域によってはどうしようもなく工事をお願いするタイミングをずらすしか工事費用を抑える方法がありません。

ゴミの問題

昨年、ゴミ問題が世界各国で叫ばれています。
日本は勿論の事、ゴミの行方について世界が注目しています。
一体、何故そのゴミの問題と解体工事の費用に関係があるのか?
それは、ゴミが国内で増えており今までは海外に輸出する事が出来たものがあります。
しかし、世界の情勢が変わりゴミを簡単に海外に持っていけなくなってしまったのです。
そうすると、ゴミが国内に溜まってしまい処分するのに時間がかかってしまいます。
解体するとどうしても多くのゴミが出てしまい、そのゴミをどこかに持っていかなければ工事を進める事が出来ません。
かといって、処分施設をたくさん作ればいいかというとこれも近隣住人の反対などにより沢山作る事が出来ないのです。
そうなれば、ゴミの処分費用が自ずと上昇してしまい、それが解体工事までも影響を及ぼしているのが昨今のはなしなのです。

とうとう、上げればキリがないほど解体工事には様々な要因が結びつき、解体費用が設定されているのです。
そのため、解体業者もの場所は勿論、時期によっても金額が変動してくるので気軽に電話で料金をお伝えする事が出来ないのです。もし、気軽に伝えた金額と実際に出た見積もりに大きな差があった場合はトラブルになりかねません。
これは、工事をお願いする施主様も勿論のこと、工事を行う業者もスムーズにトラブルなく安心して工事を行う為にも致し方ない事なのです。その為に、インターネット上などで見る金額もあくまでも目安として考える事が重要です。

解体費用を安く抑えるコツについて

「壊すものにお金を多く払いたくない」
こう考えられる方々多いのが実情ではないでしょうか。
そこで、解体費用を少しでも安く抑える方法をお伝えします。

室内残置物を事前に対応する

解体業者は室内残置物を処分する事は出来るのです。しかし、実は解体業者にお願いすると割高になってしまうケースがあります。それは、解体業者がゴミを処分する場合は「家庭ごみ」から「産業廃棄物」に取り扱いが変わってしまう為なのです。
例えば、布団一枚を「仮定用ゴミ」で出す場合は300円程度ですが、解体業者が廃棄すると1枚2000円かかってしまいます。
家庭用ゴミで出せるのは、基本的にゴミの日や市に問い合わせて引き取ってもらいましょう。

それでも間に合わない場合は、ゴミの処理だけを不用品回収業者やにお願いしましょう。
不用品の回収は勿論、買い取りが出来るものを買い取ってもらったりなど家財道具によってはプラスになる場合があります。
見積もりも無料が多いのですのでご検討される事をオススメします。

期日に余裕を持つ

期日が間近になれば急いで工事を行うので人件費が余計にかかってしまいます。
そうならない為にも、余裕を持って解体作業を依頼しましょう。そうする事で、解体業者のスケジュール内で空きのある日などを使って工事を行ってもらう事が出来、最終的に費用を抑える事が可能になるのです。

まとめ

解体工事の費用の内訳についてそれぞれに意味があり、料金が発生する要件を理解して頂けたかと思います。
解体業者より提出された見積もり書は大切なものになりますので、しっかり保存される事をオススメします。
その中で疑問点があれば、しっかりと聞いてみることが良いでしょう。
その質問に対して、納得のいく答えを出せる業者を選ぶべきではないでしょうか。